SIEMENS社製 MAGNETOM Avantoの使用経験

公立学校共済組合 東海中央病院 医務局放射線室

大澤 久志、吉田 直哉

 

【はじめに】

当院では平成16年12月よりSIEMENS社製MAGNETOM Avantoを導入し稼動している。今回、我々は装置の特徴及び若干の画像を呈示しその使用経験を紹介する。

【使用機器】

SIEMENS社製 MAGNETOM Avanto 32×8      Qengine1.5T)

【特徴】

TIM

Total imaging matrix

コイル

ヘッドコイル・ネックコイル・SPコイル

その他

Composing・PACE(同期法)

【まとめ】

検査時間が前機種では平均で30分、特殊な検査(造影等を含んだ)だと1時間ほどかかっていたが、新機種では約20分、造影等特殊な検査でも40分くらいの検査枠で済むようになった。これは、コイル交換がほとんどないためスループットが向上していることと撮像時間の短縮されたことによるものだと考えられる。

また、今後の課題としては検査内容やシーケンス等の検討を重ね画質の向上に努める必要がある。

 

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