脊椎・脊髄疾患について
岐阜市民病院 中央放射線部
○坪井由康 坪内謙治 小林修冶 棚橋久実
脊椎・脊髄領域は、X線単純写真やMRI検査の中でも依頼の多い検査である。また、腰仙椎は、X線単純写真やMRIなどの画像において、変性性変化をはじめとした多彩な所見を高頻度に呈する。そこで、我々が日常的に遭遇する頻度の高い椎間板ヘルニア・脊椎領域の骨化症・転移性脊椎腫瘍について、症例を紹介します。
当院での脊椎MRIルーチン検査は、sagittal T1WI・T2WI axial T2WI であるが、転移性脊椎腫瘍についてはDWI(b=
500)とin phase・out of phaseを試験的に取り入れて検査を行ったので報告します。